死ぬまでにやる100リストNo.155「東京オリンピックボランティアをやりきる」達成

オリンピックが終わって3か月、大会組織委員会から感謝状が届く。これで自分自身の折り合いがついた。オリンピックボランティアに参加して良かった

<死ぬまでにやる100リスト>https://goo.gl/iPz2BH

●応募(2019年春)

  • やる気満々。募集の早い段階で応募。
  • 東京マラソン等のスポーツボランティアに積極的に参加。
  • 高校生の長男もボランティアをやる気満々。フィールドキャストは年齢制限のため参加できなかったが、大田区の高校生ボランティアとして各種イベントに参加する。

●選考試験・合格発表(2019年夏)

  • グループワークでチーム戦。特定の条件の下、ある物を積み上げて高さを競い合う競技。若い人が多いグループでなぜかリーダー的な役割。早い段階でコツを理解し、30チームくらいの中で一位獲得し、何百人もいる会場で優勝チームコメントをする。
  • グループワークで優勝したのが良かったのか、倍率4倍の選考を見事に突破

●ボランティア研修(2019年秋)

  • 研修中の「優しい雰囲気」「寛容な雰囲気」が抜群に良い。少々の不手際や理不尽があっても誰も何も言わず、イベントを成功させようという雰囲気に支配されている。きっと、世の中がこのボランティア研修中の雰囲気で満たされれば戦争なんて起きない。
  • 東京スタジアムでのESV(イベントサービス)との役割が決定。海外からの観客対応。

●新型コロナウィルス襲来(2020年春)

  • 2020年3月東京オリンピックの延期が決定し、自動的にボランティア活動も延期になる。その後特に活動なし。

●オリンピック直前(2021年春)

  • 再延期・無観客、規模縮小等様々な議論が行われている中、ボランティア運営事務局からもボランティアに対して最大限に配慮されたメールが届き始める。二転三転する政府・東京都・IOCの見解に振り回される事務局の方々の苦労を垣間見る。

●シフト決定(2021年7月)

  • オリンピック開催期間に会社の長期勤務の慰労休暇を取得して万全の体制で挑む。
  • 当初11日間のボランティア活動のシフトが予定していたが、その後無観客開催が決定。
  • 実質的に役割(海外観客対応)が消滅したため、自動的にボランティア活動も縮小。2日だけの活動となるが、これは仕方がない。

●中国中央電視台CCTVからの取材(2021年8月)

  • オリンピック開幕後、大会組織委員会の広報の方から「CCTVからの取材に応じてくれないか」との打診があり承諾する。
  • 約半日がかりの取材、中国語も話したが、採用されたのはたどたどしい日本語。中国国内の放映後に知り合いの中国人の何人かから連絡があったのは、さすが人口12億人公共放送CCTVの影響力の大きさ。


https://www.youtube.com/watch?v=ImnAPDA77BU&t=107s

●ボランティア活動

  • 役割は東京スタジアムで開催される近代五種のサポート。
  • 活動開始時に初めてPCR検査(唾液)を受ける。思っていたよりも簡単。
  • 6名グループで活動を進める。主に関係者・選手の誘導を行う。
  • 近代五種のオリンピックアスリートをまじかで見ることができたが、誰が誰だか分からなかった。

●ボランティア仲間

  • いろいろな思いや犠牲の下にボランティアに参加されている方もたくさんいた。
  • 無観客開催によるボランティア活動の業務調整が難航していて現場は混乱していた。
  • ただしボランティアの誰からも一切の不平不満が表明されることはなかった。誰も責めることはできないし、与えられた役割の中、自分が何をすべきかということを把握できている常識人ばかりだった。
  • 世の中の全員がオリンピックボランティアに参加した人たちだけで構成されるのであれば、きっと世の中は優しい世界になるであろう。

●活動を通じて得られた知見

  • 世の中には様々な考え方を持った人たちがいること、そして自分が所属すべきグループがどこなのかを再確認できた。
  • 自分の残りの人生の中で、増やせる知り合いの数に制限があるのであれば、ボランティアに参加した人たちと知り合いになりたい。
  • 報道や伝聞では決して分からないこと、当事者になってみないと分からないことは多い。
  • 経緯はともかく、歴史的イベントに参加できたことは名誉なことだった。

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コメント

  1. […] った。https://africa-japan.com/blog/?p=33376 […]

  2. […] 今年は何といってもオリンピックボランティア参加。今年の一文字は「輪」ということで、今年の一皿はそれ以外のテーマにしようと思ったが、やはりオリンピックボランティアと同列 […]

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