[下関]和布刈祭(長門一宮住吉神社)

春節休みの帰省中、実家近くの住吉神社の和布刈祭(めかりさい)に来た。和布刈祭は、その昔天皇皇后様が壇ノ浦のワカメを神前に供えられたことが由来とのこと。実家ではその名前を聞いていたが、実際に来たのはそんなにない。その理由が今回分かった。この祭り、祝祭日に関係なく旧正月の「日」に開催されるとのこと。今年は月曜日。普通の人は学校に行ったり働いたりしている。こういう祭りにはかかせない小学生の子供たちの姿は一切なく、出店もまばら。商売っ気のある神社であれば「和布刈祭ウィーク」とか「和布刈祭イブ」なんてやっていたかもしれないが、実直な住吉神社はそんなことはしない。

住吉神社は、大学生時代の正月に帰省した時に毎年バイトしていた。バイトの内容は境内の掃除、オミクジやお守りなどの運送、巫女さんたちの近くにあるストーブの給油、等であった。その時にお世話になった神主さんたちにも挨拶できて良かった。いわゆる「神社のビハインド・ザ・カーテン」を見ていたが、神主さんや巫女さんたちの真摯な姿勢と何百年も受け継がれている伝統は、神さまの存在や信仰は確実に存在するということを実感させられた。

帰りがけに大判焼き(今川焼)を食べた。甘いアンコに更に甘い生地の懐かしい味。小学生時代を思い出したが、北京住まいの長男・次男の懐かしい味は何になるのだろう? サンザシ飴かな?

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