[Audiobook] 少々極端な日本文化 (Memoirs of a Geisha, by Arthur Golden)

日本好きの外国人の多くが映画Memoirs of a Geisha (Sayuri)を観ている。(外国人A)と(外国人B)と(私)の会話の中でAとBがMemoirs of a Geishaの話題で盛り上がり、私が取り残される場面は少なくない。mizuake? okeya?など聞き慣れない言葉の謎を解くためオーディオブックを聴く。

Memoirs of a Geisha UNABRIDGED
by Arthur Golden
Narrated by Bernadette Dunne
Regular Price:$38.60
LENGTH:17 hrs and 41 mins

貧しい漁師の家の少女が京都祇園で芸者として成長して行く話。はじめのナレーションによれば実話に基づくとのこと。ストーリー構成としてはMao’s Last Dancerに似ている。

世界大恐慌時代、戦時中の話であったとしても、数十年前の日本で起こっていた話とは思えない。京都の素晴らしい文化というよりも特異な文化にスポットライトがあたっている。人身売買や意味不明な慣習、これが外国人における日本のステレオタイプのイメージになっているとすると驚きである。外国の方と接する機会が多い日本人は、Memoirs of a Geishaの内容は知っていた方が良いと思う。

実話ということで、物語に出てくる企業(chairmanの会社)が気になった。キーワードは、①戦前から操業、②ストーブを扱う、③関西の大企業、④物語中の架空の企業名(Iwamura)、、、今も現存する会社だとするとあの会社かな?

【オーディオブックで覚えた単語】

  • tipsy house 酔っぱらった家(傾いた家ってことかな?)
  • apprentice 見習い

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