「走った、そしてダメだった」
2015年(仕事関係や家族関係を除く)を一言で表した言葉だ。
まずは万里の長城マラソン。過去一度もマラソンでDNF(Did Not Finish、途中棄権)がないこと、去年の万里の長城マラソンで完走していることで、心のどこかで「マラソン完走」を舐めていたのかもしれない。結果は途中棄権。しかも内容が悪すぎる。走っている途中で大怪我をしたわけでもない。制限時間に間に合わなかったわけでもない。自分で勝手に走るのを止めてしまったのだ。
心を入れ替えて挑んだ北京マラソン。準備5ヶ月に走った距離は1095km。人生で最も走った期間だ。これからの人生、こんなに走ることはまず無いだろう。だが結果は散々。数ヶ月間ほとんど準備していなかった2年前の北京マラソンよりもタイムが悪い。他にも北京世界陸上一般参加イベント(10km)にも参加したがサッパリ。
本来であれば、この結果を踏まえて来年に向けて気持ち新たに頑張るべきだろう。しかし今年のジョギング(ラン)にかけたリソースは計り知れない。自分の自由になる時間の半分以上はジョギングしていたような気がする。だから、この結果に対しては失望以上に努力が報われないという現実に戸惑っている。時間が無い中かつ年齢的にも厳しくなってきている中、ジョギング(ラン)で満足のいく結果を求めるのは、現実を直視すると難しいのかもしれない。
こんな酷い成績であったが、会社運動会を兼ねたマラソン大会で社内一位になったのは唯一の救いであった。
●ACADEMIATHLON
ずっと暖めていたアイデアのACADEMIATHLON。今年はとりあえずプロモーションビデオと公式HPは製作したが、その他の実質的な活動はゼロである。来年以降はターゲットを絞ったプロモーション活動をしていこう。
●くるくる会
今年は北京くるくる会が本格始動した年である。年末の時点で開催回数20回、メンバー数109人(延べ参加者数241人)。北京亮馬橋地区の日本人コミュニティでは名の知れた活動になってきた。指南書も最適化されてきている。より多くの賛同者を得て、大きく発展させられる仕組みづくりを来年以降検討しなければならない。
●ルービックキューブ
今年のハイライトは年末に日本遠征までして獲得した世代別マスターズ部門一位。この際、足競技や最小手数競技に初トライする。また目隠し競技も緊張しない環境においては安定して成功できるようになってきた。一方でジョギングのしすぎで練習時間がとれず、JapanContestでの成績にほとんど進歩が見られず。
●ゴルフ
毎年恒例の年間平均90切りの目標設定、毎年恒例の目標未達(年間平均92.6)。打ちっぱなしで練習していないから仕方がないとはいえ、得意だったショートアイアンの方向性が定まらなくなってきた。ドライバーがある程度、真直ぐ飛んでいるのでしばらく現状維持はできそうだ。
●包み物1200個チャレンジ
12月26日(土)に宝源餃子館にて、無事目標を達成することができた。当初の目標は年間1000個。第一四半期終了時に1200個に某氏に(無理やり)上方修正され、一時の瞬間進捗率が88%まで落ちるが、長男の夏休みの自由研究「北京粉もの研究」を手伝う形で大量のバオズを消費したこと、近くのスーパーで「児童餃子」「児童ワンタン」といった小さな包み物を発見したこと等によって、年末の最終土曜日に1200個目の包み物を食することができた。
当初は「ツマラナイ目標を立ててしまった」と思っていた。意義や理由を聞かれても説明ができないからである。しかし(1)意識的に食べることによって餃子や小籠包等の味の違いに敏感になれたこと、(2)店を選ぶとき、オーダーするときに迷いがなくなったこと、(3)無意味かもしれないが何らかの達成感が得られたこと、を考えると、結果としてやって良かったとは思う。調子に乗って来年の「食」に関する目標を以下のように決める。
- 中国料理23省5自治区4直轄市2特別行政区チャレンジ(各地の特産菜を食す)
- 最高の麻婆豆腐チャレンジ(多くのレストランや調味料の情報を基に極上の麻婆豆腐レシピを特定する)
●ブログ
今年一年で、はまゆう(このブログ)98本、くるくる会34本、academiathlon2本で計134本の記事を書いたことになる。数は十分だが内容も文書構成もマダマダ訓練が必要だ。
●●まとめ
ジョギングに多大なリソースを使った2015年。そして大会では結果を残せなかった。
一方で今年は「死ぬまでにやること100」を始めた。それをきっかけにくるくる会やACADEMIATHLONを本格始動させることとなった。
イロイロあったが前進した一年であったのではないか、と思う。
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